気になっていた箱庭療法
初めて体験することが叶いました。
やってみての感想は、すごい…!ということです。
何もない箱庭の空間に、たくさんの小さな人形、動物、置物の中から気になったものを置きました。
どうしていいかわからず、とまどいながらでした。
何もないところに何かを創造するっていうこと自体、とても苦手なんだなあと、今振り返って思います。
カチカチながら、いいなと思うものを手に取り、置いてみて。
できた世界は、静かで、平和で、きれい。でも動きのない、時の止まったような世界になりました。
これは、こどもの頃からなじみのある感覚でした。
ふみさんの見守りと誘導のなかで、置くのはありえないと思ったものを、あえて置いてみることになりました。
目には留まったけど、ありえないと排除していたものです。
そうすると、がらりと世界が変わりました。
箱庭の中がいきいきとし始めて、なんだか楽しくなってきて、私の心も動き始めました。
私の世界観ではありえなかったものが、私の世界をいきいきと豊かにするものでもあると知りました。
ありえないものの上限も、ここまで、と自分の中でわかっている。
ありえないものを取り入れても、自分の平和な場所も感覚も、同時にある。
ありえないものの余韻や形跡も、おもしろがれる私がいる。
まずもって、箱庭の中、いろんなことしていい、自由に変えていい。
自分のことを色々な角度から知ることができました。
アタマの硬い私、遊ぶということが少しわかったような気もします。
平面から、立体になる感覚。
セラピーの時間は、穏やかな時間だったけど、心のなかで起こっていることはダイナミックで、深い体験だった気がします。
すごく良い体験でした。
また受けたいと思っています。
ふみさん、ありがとうございました。