前回、「やりたいことがわからないときの対処法」
という記事を書きましたが
今日は、なぜ、
「やりたいことがわからないのか」
について書いてみます。
「やりたいことがわからない」タイプは?
したいことがわからないのはタイプでお伝えすると
「マゾキスト」タイプの方に多いです。
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私自身、マゾキストタイプをベースにもっているので
〇〇したい、と思う気持ちは、本当にうすいです💦
したいの?と自分の問いかけても
そもそも「したい気持ちがわからない」んです。
自分の夢やビジョンあり、まっすぐ進んでいる人をみると
わたしにはまぶしく、うらやましく感じます。
※人の中には、5つのタイプが大なり小なりすべて含まれていますので
マゾキスト成分がまったくない、ということはないです。
もし、診断でマゾキストではないタイプが多めだった方も
何かをしたい、と言う気持ちがわからない方は、
マゾキストタイプの癖のようなものをお持ちかもしれません。
やりたいことがわからなくなる理由
自分の何かを「したい」という気持ちがわからなくなるのはなぜか?
というと、その理由は、
子ども時代に、
親や先生や周りの言うことや、要求、期待に応えようとしてきたからです。
自分の中に、〇〇したい、という気持ちがあっても、
親や、周りから
△△したほうがいいよー、とか、✖✖してくれるとうれしいなあ、
ママはあなたのために〇〇したのよ、
などの言葉をかけられると、
そちらに合わせようとしてしまったり、
親や周りをよろこばせよう
としてしまうのが、マゾキストタイプの方の特徴です。
たとえば、子ども時代に
自分がしたくてやったことで、愛する人(多くは親)が喜んでくれたら、
とてもうれしく、しあわせに感じますよね。
最初のきっかけは、そうだったに違いないです。
けれども、それがいつしか、
『誰かを喜ばせる、喜んでもらう』ほうが主題になってしまって、
本当はあったはずの『自分がそうしたいからする』
という気持ちが抜け落ちていってしまうのです。
そして、その先には
親や先生や周りの言うことを聞き(よろこんでもらい)
いい子になることで愛されようとする試みも持つようになります。
そんな過程の中で
自分の「〇〇したい」気持ちは置き去りになり、
次第にわからなくなってゆきます。
私自身もマゾキストタイプですし
周りのルールに合わせてゆくリジットタイプも持ち合わせていますので
自分を置き去りにし、
人のために生きてきたようなところがありました。
その行動はだれのため?
したいことがわからない方は
① 自分が誰かや何かのために何かしようとしてないか、
に気づいてゆく必要があります。
⇒ これをしていると大抵は不満や愚痴がたまってゆきます。
ので、不満がたまる前に気づくこと、
そして、やめようと思えるといいですね。1
今すぐにやめられない、やめていいの、やめたら〇〇さんが困る、家が回らなくなる、などなど
頭の中にいろんな考えが浮かんでくるかもしれませんが、
やめられるものはやめてもいい(らしい)
とまずは思ってみてくださいね。
② 役割や義務としてやってないか、気づいてゆきます。
たとえば、子どものために、とか、家族のためにとか
誰かに頼まれて、とか、
⇒ 自分がするしかない、と信じていないか、疑ってみましょう。
ひとりで背負わなくていいのです。
と言われても、、、とここでもいろんな考えが浮かんでくると思いますが、
やめても、やめなくても、
それは自分が決めることができる、選択の自由をもっている、
って思ってみてくださいね。
自分には選択権はない、
と思っておられる方が多いです。
⇒ (家族や誰かのために)よかれと思って何かするのは、
本当には、相手のためになっていないことが多いです。残念ですが。
③ ①②から自分がなにかしようとしていることに気づいたら
そこに、自分のよろこびはあるのか?
相手が喜んでくれる姿に自分はうれしいと思うのか?
を問いかけてみましょう。
相手が喜んでくれる姿に
『自分が』うれしいから、やってるんだ、
って思えるといいですね。
これらに気づいて、やめる練習をしながら
④ 自分のよろこびを知りたい、と思ってみます。
↓ できるなら
わたしはわたしのよろこびを知る、と「決めます」
もう、何十年も誰かを優先して繰り返してきた習慣なので、
すぐに変えてゆくことはむずかしいです。
それでも、意識してゆくことで、必ず変化してゆきます。
マゾキストタイプの方のエッセンス
自分の中にある「よろこび」がみつかったら
そのよろこびをもっと感じたいと思うようになるので、
マゾキストのエッセンスである、忍耐強さを使って
自分のよろこびのために行動してゆくことができます。
エッセンスである「忍耐強さ」を
人間関係での「我慢」として使うことは間違っていて
自分のよろこびのために動く
⇒それが真に人のためになる
ができるようになると、
今までやっていた 人のよろこびのために自分が動く、
のとは真逆のやり方へと進んでゆけるようになります。
自分のよろこび ⇆ 相手のよろこび
どちらがスタートか、で大きな違いがうまれます。
マゾキストタイプの方は
開いている大きなハートをもち、情け深く他人の痛みを理解できる
エッセンスががあります。
それゆえに、誰かに喜んでもらうことをしたい気持ちがたくさんあります。
そんな気持ちを、まずは自分のためにつかって
自分のよろこびを感じていいと、自分に許可してあげてくださいね。
親や誰かのためではなく
自分のために、自分の人生を生きることを取り戻してゆきましょう。
🍀🍀🍀